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暴力団から面会を求められた

私は取引上のトラブルをめぐり、暴力団から面会を求められました。どのようなことに気をつけたらよいでしょうか。法務部か弁護士にスイッチすべきでしょうか。

1.結論をいえば

相手側からの面会の要求に対しては応じず、会社の法務部または弁護士に任せることがよいと思われます。
相手が暴力団であれば、法外な要求をしてくる可能性もあるので、平穏な交渉を行えるとは思えません。

2.自ら面会することになった場合の留意事項
(1)基本的な態度

法律の範囲内で解決を目指す姿勢を相手に示すことが重要です。相手は法的な解決を嫌がります。なので、当方は逃げ腰にならないように、法的手段を取るという毅然とした態度でいる必要があります。
また、個人ではなく会社として対応をするのであれば、社内の意志統一を図り、個人で対応をすることは避けるようにすることが大事です。

(2)場所、人数、時間等について

自らが面会に出るときには、暴力団事務所での面会や深夜の面会は避け、自己に有利な場所を指定し、さらに複数人で対応にあたることが大切です。
仮に相手方の指定した場所で行う際には、行く先・電話番号を会社に知らせ、あらかじめ交渉時間はどのくらいかの限度を設定して会社に伝えておくことが大事です。

(3)話し合い上の注意

相手が多数で来ていたときには、話し合いの前に代表者を決めてもらい、あらかじめ人数を制限しておくことも対策の一つといえます。
また、曖昧な返事や答えをしてしまうと、相手に言葉尻を取られてしまうことになる可能性があるので、断るべきときには毅然とした態度でしっかり断り、法的な判断が求められるようであれば、「弁護士を立てて回答する」旨をはっきり伝えるべきです。
ときには、詫び状の作成を迫ってくることもありますが、その場での作成は避け、一度持ち帰るようにすることが重要です。

(4)その他の注意事項

面会の際に、脅迫や恐喝をされることも考えられます。このようなときは、証拠を得ることが重要となるので、相手の氏名を確認し、その人が問題の当事者あるいは代理人かの立場を把握し、必要であれば録音やメモを取っておくとよいです。
脅迫的な言動があれば、それを理由に面談を打ち切り、退去を要求するか、必要であれば警察に連絡し、臨場してもらうことも方法の一つです。

3.トラブルの内容の把握

トラブルの内容については、会社の誰が誰に対して行ったことが問題となっているのか、またその暴力団は当事者または代理人なのかを早期に把握しなければなりません。そして、どのような要求をされているのか具体的に相手から聞き出すことが大切です。

どのような場合であっても、早期のうちに弁護士に相談し、どのような対策を講じるのか検討することも必要ですし、あらかじめ警察と打ち合わせをしておくこともよいと思われます。

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