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えせ同和行為への対応策

実際に、えせ同和行為に直面した場合、どのように対応したらよいのでしょうか。

1.基本的注意事項
(1)基本的姿勢

えせ同和行為に対する基本的姿勢としては、相手が同和団体であれ、問題が同和問題であれ、不当な要求が行われた場合には決して応じてはいけないということになります。どのような状況であっても、要求が不当であるならば、断固拒否することが重要となります。

(2)初期の対応

えせ同和行為に対する対応としては、最初から常に毅然とした態度で対応することが必要となります。
「考えておきます」など、その場しのぎの対応をすれば、相手に付け込む隙を与えることとなります。
不当要求が行われたときには、最初の段階で拒否する態度をとることが重要となります。

(3)同和問題への取組みを非難された場合

えせ同和行為の常套手段の一つとして、要求を拒否した者に対して、「同和問題に対しての取組みを軽視している」などと非難をする行為があります。不当要求に対する拒否は、同和差別となんの関係もないので、そのことを明確に主張するべきです。
もしも相手が執拗に差別を主張するようであれば、法務局に不当差別となるかの判断を委ねたい旨を相手に伝え、法務局から助言を得ることも一つの手段であるといえます。

(4)組織全体で対応

えせ同和行為者と交渉をする際の窓口となる担当者は出来る限り複数であることが望ましいです。これは、もちろん安心であるということも含まれていますが、なにより「言った」「言ってない」というトラブルを防ぐということに対しても有効であるといえます。
さらに、会社の支店が不当な要求を受けた場合、支店のみで解決を図ろうとしがちですが、この場合、支店の対応を口実に、本店に対しても要求をしてくるケースが多いです。このようなことを避けるためにも、当初から本店と支店の連携できる状態にしておく必要があります。

2.具体的対応の要点

①面談をする際には、当方の管理の及ぶ範囲内の場所を指定し、仮に呼び出しがあったとしても、外部に出て行くことをしないというのが原則です。

②対応をする際には、担当者が2名以上で行うようにし、それ以上の幹部の対応要求には応じないようにすることが原則です。

③相手と話をする際には、面接の場合であれ、電話の場合であれ、話の内容を録音しておくことが原則です。
もしも録音が難しいのであれば、メモに詳細をとっておくことが必要となります。メモをとっている理由を聞かれたときには、「上司に報告するため」と説明しましょう。

④言動についても気をつけなければなりません。言動はゆっくりと丁寧に無礼のないように対応することが必要となります。おびえたり、慌てたりすることもしてはいけませんが、相手に合わせて激昂する言動をとることも望ましくありません。
不当な要求に対しては、「検討する」や「考えてみる」など、相手に付け込まれるような言動は避け、はっきりと「要求には応じられない」ことを明確に伝えることが必要となります。

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